糖質制限を始める前に知っておいて欲しいこと~「糖質を抜くだけ」ではうまくいかない理由~

ロカボ食のイメージ写真 からだの基本

糖質制限という言葉を聞くと、
「とにかく糖質を抜けば痩せる?」
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。

実際、年末年始明けなど、
「そろそろ体重を戻したいな」
と思ったタイミングで、
糖質制限を始めようとする方はとても多いです。

そんな方に、
「糖質を抜く前に、
必ず知っておいて欲しいこと」
があります。

この記事では、

  • 糖質制限を始める前に知っておいてほしい考え方
  • 「糖質を抜くだけ」ではうまくいかない理由
    (糖質制限のデメリット)

を、
私が普段の指導で大切にしている
「ひより流の糖質制限の考え方」
として、
お伝えしていこうと思います🐣✨

これから糖質制限を考えている方や、
過去にうまくいかなかった経験がある方
のヒントになれば嬉しいです🐣

糖質制限って本当に痩せるの?

糖質制限というと、

ダイエットの定番よね!

というイメージを持っている方も多いと思います。

実際、やり方によっては、
1ヶ月で2㎏以上体重が減ることも珍しくありません。

では、なぜ糖質制限は
「痩せやすい」「効果が出やすい」
と感じる人が多いのでしょうか。

それを順番に解説していきます🐣

糖質制限のメリット

糖質制限には、
はっきりとしたメリットがあります✨

それは、
短期間で体重が落ちやすいことです✨

私が今までサポートさせて頂いた中では、
1ヶ月、平均で2㎏以上体重が減るケースがほとんどです。

「できるだけ早く体重を落としたい」
という方にとっては、
糖質制限は1つの選択肢として、
良い方法だと思います👍

短期間で体重が落ちやすい理由

糖質は体内でエネルギーとして使われるだけでなく、
水分と一緒に蓄えられる性質もあります。

そのため、糖質の摂取量が減ると、

  • 糖エネルギーが不足する
  • 体内の水分量が減少する

という状態が起こります。

糖エネルギーの不足

糖質は体を動かすエネルギーとして使われる栄養素です。

糖質を摂っている時は、
体は優先的に糖をエネルギーとして利用します。

糖質を摂らなくなると、どうなるの??

代わりのエネルギー源を使うんだよ!

糖質の代わりのエネルギー源として、

  • 体脂肪
  • 筋肉(たんぱく質)

が使われるようになります。

この仕組みによって、
体重が落ちやすくなる一方で、
筋肉量も一緒に減りやすい状態が起こります。

でも、
この「筋肉量が減る」ということも、
体重の落ちやすさにも関係しているのです。

体内の水分量の減少

糖質を控えると、
体内の水分量も一緒に減りやすくなります。

糖質は水分と一緒に蓄えられる性質があるため、
糖質の摂取量が減ることで、
本来一緒に入ってくるはずの水分も減りやすくなります。

また、
筋肉には多くの水分が含まれています。
糖質制限中は、
筋肉量の減少も起こりやすいため、
それに伴って体内の水分量も減少していきます。

この2つが重なることで、
体内の水分量が一気に減り、
体重の数字も大きく変動しやすい
という訳です!

ダイエットに成功した女性のイラスト

糖質制限のデメリット

では次に、糖質制限のデメリットについても見ていきましょう。

糖質は「脳のパフォーマンスを支えるエネルギー」

糖質は、脳にとって最も効率の良いエネルギー源です。
糖質(ブドウ糖)が十分ある状態では、
脳はフルパワーで働くことができます。

一方、糖質制限を行うと、
脳は糖質(ブドウ糖)の代わりに、
『ケトン体』をエネルギーとして使います。

糖質の代わりになる『ケトン体』

ケトン体とは、
糖質が不足した時に、
脂肪から作られる「代わりのエネルギー源」のこと。

ケトン体でも脳は問題なく働きますが、
エネルギー効率はブドウ糖に比べると、
およそ7~8割程度と言われています。

そのため、
「集中力を最大限発揮したい」
「判断力や思考力を落としたくない」
という場面では、
糖質がある方がパフォーマンスは
発揮しやすいです。

脂肪だけでなく、筋肉(たんぱく質)も使われやすい

糖質を制限して、
エネルギー不足になった体は、
脂肪だけでなく、
筋肉(たんぱく質)も分解し、
糖エネルギーを作り出そうとします。
(これを『糖新生(とうしんせい)』と言います。)

これは、
脳や赤血球など「糖を必要とする場所」に
最低限のエネルギーを届けるための仕組みです。

筋肉(たんぱく質)の利用は、とても非効率

この『糖新生』という仕組みはとても効率が悪く、筋肉を分解して、
少量の糖を作る
という、
体によって負担の大きいエネルギー確保の仕方になります。

その結果、

  • 筋肉量の減少
  • 代謝の低下
  • 疲れやすくなる

といった状態に繋がることもあります。

水分不足・便秘になりやすい

糖質制限を行うと、
体は水分不足の状態になりやすくなります。
(※理由については、
「体内の水分量の減少」で詳しく説明しています!)

その結果、
一番多いのが「便秘気味になる」
ということです。

普段は便秘とは無縁の方でも、
糖質制限を始めた途端に、
便秘になってしまうケースは、
実際にとても多くあります。

この便秘が原因で、
「思ったように体重が落ちて行かない」
と感じてしまうことも少なくありません。

胃の辺りを押さえ、不調そうな様子の女性のイラスト

▶関連記事:便秘が体重に及ぼす影響とその対策については、
こちらの記事で詳しく解説しています👇
年末年始の体重増加は脂肪だけじゃない?増える本当の理由と対処法 | karada life days

やめたとたんに体重が戻りやすい

糖質制限をやめたら、
すぐに体重が元に戻っちゃった…

という声も、とても多いです。

糖質制限中に減った体重の中には、
脂肪だけでなく、水分量の減少も大きく含まれています。

そのため、
通常の食事に戻して糖質を摂り始めると、

  • 糖質と一緒に水分が体内に戻る
  • 体内の水分量が回復する

という変化が起こり、
水分が戻った分、
体重も1~2㎏ほど増えやすくなります。

脂肪が増えた訳ではない!

この時点で増えた体重は、
脂肪が戻った訳ではありません。

体内の水分量が、
本来の状態に戻っただけ、

というケースがほとんどです。

そのため、糖質制限を行う場合は、
あらかじめこの変化を理解した上で、
目標体重より+1~2㎏ほど余裕を持って落とす
という視点を持つことも大切になります。

筋肉量が落ちている点には注意が必要

糖質制限中には、水分だけでなく、
筋肉量も減少しやすい状態です。

筋肉量が落ちると、
「基礎代謝の低下」に繋がるので、
体重を維持のが難しくなります。

そのため、
落とした体重を維持するためには、

  • 食生活を整えること
  • 運動習慣

この2つをセットで考えることが、
とても大切です🐣✨

▶関連記事:食生活を整えるために意識したい、食事のポイントについては、
こちらの記事で詳しくまとめています👇
【保存版】健康的に体型維持するための「1食あたりの基準値」まとめ|糖質・脂質・たんぱく質を数字で見える化 | karada life days

まとめ

糖質制限は、
正しく理解して行えば
体重を落とすための
「1つの選択肢」になります👍

大切なのは、
「糖質を抜けば痩せる」
と思い込むのではなく、
身体の仕組みを知って上で取り入れることです🐣

次回の記事では、
私が普段の指導で行っている
「ひより流・糖質制限の方法」について、
その進め方をより具体的にお伝えしていきます🐣

▶次回記事はこちら👇
糖質制限の正しいやり方|ひより流・身体の負担を抑える方法 | karada life days

今回お伝えした、
「糖質制限のデメリット」を、
できるだけカバーしながら進められる内容になっているので、
ぜひ参考にして頂けたら嬉しいです😊

最後まで読んで下さり、
ありがとうございました~🐣✨

健康的な食事を前にして喜ぶ女性とひよこのイラスト

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